すずき接骨院

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肩関節打撲後の腋窩神経麻痺と思われる症状

肩関節打撲後の腋窩神経麻痺と思われる症状

転倒して、肩を強く打ったと来院しました。

腕を上げることが困難で、三角筋周辺の筋委縮がありました。(小円筋、三角筋)写真参照

70代後半 男性

CIMG0787

症状

腕が上がらないという筋力低下と、肩の外側(三角筋)の感覚

が低下します。

原因

肩を強く打ったり、肩関節脱臼等で生じます。

丸の部分を「Quadrilateral space」後方四角腔と言います。

この部分が外傷により内出血がおっこたり、筋肉の緊張等で空間

が狭くなると、圧痛があり、腋窩神経が締め付けられ麻痺します。

経過観察

2~3か月で自然に症状が回復していく疾患のようです。

自宅にて肩関節の内転、外転(テーブルを拭くような動作)と

仰向きで腕を上げる運動を朝晩(10セット)2回行うよう指導しました。

鑑別診断

同じような原因で腱板断裂という疾患があるので注意が必要です。

この患者様は受傷後、整形外科にて精密検査をするも骨、腱板には

異常が見られませんでした。

 

 

 

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