正常な状態では靭帯性腱鞘の中をスムーズに滑膜性腱鞘が
通り抜けます。
しかし、手の使い過ぎなどで、滑膜性腱鞘が炎症を起こした
場合、肥厚してしまい、滑膜性腱鞘の滑りが悪くなり靭帯性腱鞘の
トンネルをくぐるときに、引っかかり、スムーズに通過できなくなります。
この状態が続くと、痛みも伴い指を曲げると引っかかり感が生じます。
図1
赤丸が患部です。(図1)
図2
図2のように関節が曲がらないように固定します。
固定療法(保存療法)と物理療法で回復していくものが
多いようです。